初めてのローンは、4年もかかったマイカーローンでした。
2013年07月11日
急に家の車が故障し、修理費だけで30万円、しかも15年以上前の車種となれば、車を買い替える方が普通だと思います。
どうせ買うなら新車で、低燃費と思いカーディーラーへと向かいました。
何車種か見た後、経済面と汎用力で全費用込みで200万円位のコンパクトカーをえらびました。
出来るだけローンは組みたくなかったのですが、そうもいってられず、そのディーラーで取り扱っている低金利のローンがあったので、出来るだけ金利等がお得なように販売員さんと相談し頭金を払い購入しました。
そして、車検の事も考え4年間と言う長い道のりが始まったのです。
月々の返済は1万円ちょっと位と出来るだけ日常生活に負担がかからないようにしたのですが、ボーナス時は10万円と言う結構大きな額だったので、段々低迷して行く景気に途中からのボーナスカットなどを不安に思いながらの4年間でした。
しかも、ローンが終わるまでの車の名義は、もちろんディーラー側にあるので、もし何か事故でもおこしたらかと思うと、十分な保険には入らずに入られませんでした。
「ローン慣れ」と言う言葉があるのかどうかは知りませんが間違いなく、僕は「ローン慣れ」していない人間だと言う事がつくずくわかりました。
そして、4年が経ちある一通のハガキがディーラーから送られてきました。
「ローンが終了しました、名義変更に来店して下さい」との旨が書かれていました。
まるでそれは刑期を終えた受刑者のように、心が晴れました。
4年と言うリアルな期間設定は、時に一番心に負担が大きいような気がしました。